症状が出ない梅毒は何年も放置できますか?
梅毒は、細菌 Treponema pallidum によって引き起こされる性感染症です。症状が出ない潜伏期が数年続くことがありますが、感染は4段階に進行します。
一次梅毒
感染後10〜90日以内に、感染部位に潰瘍(硬性下疳)ができることが多く、発熱、頭痛、倦怠感を伴うことがあります。下疳は数週間で自然に治癒することもありますが、治療せずに放置すると次の段階へ移行します。
二次梅毒
一次下疳が治癒した約4〜8週間後に発症しやすく、全身に発疹、発熱、喉の痛み、頭痛、倦怠感などが現れます。これらの症状は数か月にわたって出現・消失を繰り返すことがあります。
潜伏梅毒
症状が全く現れない期間です。この段階でも体内に梅毒菌は残っており、数年から数十年続くことがあります。
三次梅毒
感染から10〜30年後に起こる最も重篤な段階で、心臓や血管、眼、骨、神経系に深刻な障害をもたらすことがあります。
梅毒に感染した可能性がある場合は、早めに医師の診察を受けることが重要です。早期に診断すれば、抗生物質による治療で簡単に治すことができます。
