不安定な腰と脚へのアドバイス
むずむず脚症候群(Restless Legs Syndrome、RLS)は、神経系の疾患または運動障害で、不快な感覚により脚を止めどなく動かしたくなる症状です。名前は「脚」だけですが、背中や腕、胴体など全身に現れることがあります。患者は、症状が腰の下部から始まり、徐々に脚へ広がると報告しています。
対策・治療法
RLSの明確な原因は分かっておらず、根本的な治癒法もありません。そのため、患者は処方薬、サプリメント、民間療法などで症状緩和を試みますが、効果は人それぞれです。
代表的な処方薬はミラペックス(プラミペキソール)やレキップ(ロピニロール)です。めまいや吐き気といった副作用が出ることがあり、長期使用で「増量」(症状が頻繁に、早く、長くなるため、用量を増やす必要が出る)という問題もあります。
処方薬に頼らない人は、鉄、カリウム、マグネシウム、カルシウム、CoQ10、メラトニン、銀杏(ギンコウ)エキス、ドーン錠、マリファナなどのサプリやハーブを試すことがあります。
ホームオパシーは副作用が少なく、体の自然治癒力を高めるとされています。例として、MagniLife社製「Restless Legs Relief」などがあります。
その他の代替療法として、鍼灸、マッサージ、ストレッチ運動が有効です。睡眠中に症状が出て寝室を妨げる場合は、ベッドから起きてテレビを見る、パズルをする、読書や作業を行うなど、意識を他に向けると緩和されます。
症状を悪化させる要因
明確な原因は不明ですが、以下のような行動がRLSを誘発しやすいとされています。
- 長時間の座位(飛行機や自動車など)。特に腰の動きが制限されると症状が出やすく、通路を歩く、車から頻繁に降りるなどして体を動かすと効果的です。
- オフィスや劇場、教室などで長時間座り続ける場合も同様で、こまめに立ち上がって歩く、教室の後方に立つなどして血流を促すと緩和します。
- 市販の睡眠薬は逆にRLSを悪化させることがあります。抗ヒスタミン系の風邪薬も同様です。
- カフェイン、アルコール、タバコの摂取を減らすか控えることで症状が軽減することがあります。
- パンティストッキングや圧迫ストッキングの着用が症状緩和に役立つケースがありますが、女性はタイトなジーンズやストレッチパンツを長時間着用しないよう注意が必要です。
