関節リウマチの女性におすすめのビタミン
関節リウマチは関節と周囲の筋肉を侵す慢性全身性炎症疾患です。米国で650万人以上が罹患しており、30〜60歳の女性は男性の約3倍のリスクがあります。原因は不明で、抗炎症薬やステロイドの長期投与が一般的ですが、ビタミンの摂取が症状緩和に役立つ可能性が示唆されています。
ビタミンD
最新の研究では、ビタミンDが女性の関節リウマチ予防に最も効果的とされています。約3万人の55〜69歳女性を11年追跡したIowa Women's Health Studyでは、ビタミンD摂取量が高いほど発症率が低下しました。1日200IU未満の摂取者は、より多く摂取した女性に比べ33%リスクが上昇します。
ビタミンC
ハーバード公衆衛生大学院とブリガム・アンド・ウィメンズ病院が実施した2008年の女性健康研究は、ビタミンCの効果に対して賛否が分かれていますが、多くの医師が関節リウマチ女性に推奨しています。活性酸素が関節に蓄積し炎症を引き起こすとされ、抗酸化作用のあるビタミンCはそれを抑制します。1日600mgが目安で、食品からの摂取が望ましいです。パイナップル、ブロッコリー、ピーマン、カンタロープ、イチゴ、オレンジ、キウイ、ピンクグレープフルーツなどが豊富です。
ビタミンE
ビタミンEも抗酸化ビタミンとして関節炎の炎症抑制が期待されています。食事からの摂取は限られるため、サプリでの補給が推奨されます。一般的な推奨量は30IUですが、関節リウマチの女性では1日400IUが望ましいとされています。
βカロテン
βカロテンはビタミンC・Eと同様の抗酸化作用を持ち、症状の緩和に役立つと報告されています。女性の中には痛みや腫れが軽減したと感じる人も多く、1日25,000IUの摂取が目安とされています。
その他の可能性
セレンは1日200〜300µgの摂取で炎症を抑えるとされています。亜鉛と銅はスーパーオキシドジスムターゼという抗炎症酵素の構成要素で、関節内の活性酸素を除去します。推奨摂取量は亜鉛30mg、銅2mgです。
