リウマチ・関節炎の治療法まとめ

リウマチ(関節リウマチ)は、自己免疫疾患と考えられ、体の免疫システムが自分の関節を攻撃します。手や手首などの小関節に炎症が起きることが主な症状です。20代から50代に発症しやすく、年齢とともに症状が進行することがあります。一方、変形性関節症は軟骨がすり減り、骨同士が直接擦れ合うことで炎症、こわばり、疼痛、可動域の低下を引き起こします。

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)

イブプロフェン、アスピリン、ナプロキセン、ナブメトン、サルサレートなどのNSAIDsは、炎症とともにしばしば伴う発熱を抑える効果があります。症状が進行すると効果が薄れることがありますが、初期治療の基本薬として広く用いられます。

コルチコステロイド

プレドニンやコルチゾンなどのステロイドは、強い腫れや疼痛を速やかに緩和します。経口で長期間使用すると副作用が強くなるため、短期間の使用や関節内注射(数か月間効果が持続)での利用が推奨されます。

温熱・冷却療法

患部への温湿布や冷湿布は、局所的な痛みの緩和に有効です。冷湿布は15分以上連続で使用せず、30分程度の間隔を空けて繰り返すと安全です。温湿布は皮膚をやけどしない程度の温度で、耐えられる時間だけ使用してください。

カプサイシンクリーム

カプサイシンを含む外用薬は、関節に塗布することで炎症と疼痛を軽減します。メンソール、樟脳、松脂油などを配合したクリームは、軽度の痛み以外の長期的な効果は証明されていません。

運動療法

理学療法や日常的なエクササイズは、関節を動かし続けることで炎症を抑える効果があります。特に温水中での運動は、関節への負担を減らしながら筋力と可動域を向上させます。

その他の治療法

現在研究が進められている治療として、抗マラリア薬、金塩製剤、免疫抑制剤、抗生物質などがあります。臨床試験の結果を踏まえて、適応が検討されています。

民間療法の落とし穴

蜂毒がリウマチを治すという民間信仰がありますが、科学的根拠はなく、アレルギー反応を起こすと致命的になる危険性があります。

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