リウマチ熱が心臓・喉・関節だけでなく全身に影響する理由とは
リウマチ熱とは
リウマチ熱は、溶連菌(Streptococcus pyogenes)感染後に起こる全身性の炎症性疾患です。主に心臓、喉、関節に症状が現れますが、皮膚や脳など他の臓器にも影響を及ぼすことがあります。
主な症状一覧
- 発熱
- 倦怠感
- 関節痛(特に膝、足首、肘、手首)
- 関節腫脹
- 関節部位の皮膚紅斑
- 胸部痛
- 呼吸困難
- 心雑音
- 頻脈(心拍数の増加)
- 嗄声(声がかすれる)
- 嚥下困難
- リンパ節腫脹
- 皮疹(辺縁性紅斑)
- 舞踏病(不随意でジグザグな動き)
なぜ特定の臓器に影響するのか
正確なメカニズムは完全には解明されていませんが、溶連菌が産生する毒素が心筋や関節組織を直接損傷したり、体内で抗体が自己組織に対して反応する(分子模倣)ことで炎症が起こると考えられています。
診断と治療の重要性
リウマチ熱は適切に治療しないと心臓弁膜症などの永続的な障害を残す恐れがあります。上記の症状が現れたら、早めに医療機関を受診し、抗生物質や抗炎症薬による治療を受けることが重要です。
