側弯症に伴う痛みの解説
側弯症に伴う痛みの解説
側弯症の徴候と症状
側弯症には以下のような症状があります。肩が左右で高さが異なる、片方の肩甲骨が高く見える、頭部の位置が中心から外れる、腰が突出して見える、肋骨の配置が歪む、ウエストが不均等になる、背骨の上部の皮膚がくぼみや毛深さ、色素沈着を示すことがあります。また、体全体が片側に傾くこともあります。
診断はMRI、レントゲン、CTスキャンなどの画像検査で行われます。
身体的な痛み
多くの側弯症患者は痛みを感じません。たとえ重度の側弯であっても、疼痛は稀です。ただし、進行したケースでは背部や内部臓器、背筋に燃えるような刺すような痛みが生じることがあります。これらの痛みは手術などで対処が必要になる場合があります。
精神的・心身症的な痛み
診断を受けた患者は、痛み自体は少なくても診断への不安や恐怖から心理的ストレスを感じることがあります。このストレスが身体に痛みとして現れることがあり、期待や不安が症状を引き起こすと考えられます。薬物療法や心理カウンセリングが有効です。
患者と医師への推奨
医師は患者に対して病状を正確かつ率直に説明し、不安や恐怖を取り除くことが重要です。家族や仲間からのサポートも治療過程で大きな助けとなります。病状を正しく理解すれば、痛みの発症を予防しやすくなります。
治療法
痛みがある場合は、理学療法やヨガ、マッサージなどで緩和できます。これらは根本的な治療ではありませんが、症状の軽減に役立ちます。
また、矯正用ブレースを装着することで背骨の進行を抑えることができます。ブレースは1日24時間装着するものや、就寝時のみ装着するものがあります。ブレース自体が側弯症を治すわけではありませんが、曲がりの進行を遅らせる効果があります。
