人がリングワームに感染する理由

リングワームは円形の発疹が現れることから虫と誤解されがちですが、実際は皮膚糸状菌による真菌感染です。CDC(米国疾病予防管理センター)によれば、主な原因菌は Trichophyton と Microsporum です。体のあらゆる部位、特に股間や足に感染しやすく、子どもに多いですが大人でも罹ることがあります。

直接接触

  • 感染者の皮膚に触れるだけでリングワームは移ります。レスリングなどの接触スポーツはリスクが高いです。足の裏が汚染された床やプール、シャワーの表面を歩くと、足白癬(アスリートフット)を引き起こすことがあります。真菌は湿った環境で繁殖しやすいため、足指の間を乾かさないと再感染しやすくなります。

動物との接触

  • ペットの毛やブラシに真菌の胞子が付着します。感染後約2週間でペットに症状が現れ、飼い主がペットの皮膚や毛に触れることで人にも感染します。特に猫はリングワームの保菌率が高く、犬、フェレット、ウサギ、馬も感染源となります。

無生物(物品)との接触

  • 感染者がタオル、衣類、寝具、電話、ぬいぐるみなどに触れると、これらの物が汚染されます。衣類は洗濯で胞子を除去できますが、くしやヘアブラシなどは清掃しないと数か月間残ります。

土壌との接触

  • 土壌からの感染は稀ですが、感染したペットが毛や皮膚片を土に落とし、そこに真菌が残ると、長時間土に触れた場合に感染する可能性があります。

リングワームの予防には、皮膚を清潔に保ち、乾燥させること、共用のタオルや靴を避けること、ペットの定期的な検査と清潔管理が重要です。

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