睡眠病(アフリカ睡眠病)とは何か
概要
睡眠病(ヒトアフリカトリパノソーマ症)は、感染したツェツェバエ(属 Glossina)に刺されることで感染します。
原因菌
ヒトアフリカトリパノソーマ症は、Trypanosoma brucei の2つの亜種が原因です。
- T. b. gambiense:西部・中央アフリカ
- T. b. rhodesiense:東アフリカ
病期
初期(血液・リンパ系)期
約1〜3週間続き、次のような症状が現れます。
- 不規則な発熱
- 頭痛、筋肉痛
慢性(脳脊髄炎)期
寄生虫が血液脳関門を越えて中枢神経系に侵入します。
- 精神機能の低下や無関心
- 睡眠覚醒リズムの乱れ(「睡眠病」と呼ばれる所以)
- 徐々に眠気が増し、昏睡状態に陥り、最終的に死亡することがあります。
