脳卒中の兆候と嗅覚変化
脳への血流が遮断または低下すると、血流が不足した部位の脳細胞が死滅します。症状が出てから24時間以内に適切な治療を受ければ、後遺症を大幅に軽減できることが知られています。そのため、脳卒中のサインを早期に把握することが極めて重要です。すべての症状が同時に現れる必要はありませんが、疑いがある場合は速やかに医療機関へ連絡してください。
嗅覚の変化
「焼いたトーストの匂いがする」など、実際には存在しない匂いを嗅ぐことは脳卒中の兆候ではありません。ただし、脳卒中は脳のどの部位でも起こり得るため、嗅覚が鈍くなる、あるいは匂いに対する感覚が変化することがあります。
歩行困難
脳卒中は運動制御に影響を及ぼすことが多く、突然の歩行困難やバランス感覚の低下は典型的なサインです。
言語障害
口や舌の筋肉の制御が障害されると、言葉がうまく出せなくなることがあります。また、思考を司る領域が損傷すると、言葉を組み立てるのが困難になることもあります。
めまい
突如として起こるめまいは、脳卒中の警告サインとなり得ます。
片側の麻痺・しびれ
体の片側に麻痺やしびれが出ることが多く、顔面や手足の筋緊張が低下し、垂れ下がりが見られることがあります。
視力障害
突然視界がぼやける、視野が狭くなる、あるいは片側の視野が欠けるといった変化は、脳卒中の可能性があります。
激しい頭痛
頭痛は様々な原因で起こりますが、顔面の痛みや認知機能の低下を伴う非常に急な頭痛は、脳卒中を示す重要なサインです。
上記の症状のいずれかに心当たりがある場合は、すぐに救急車を呼ぶか、最寄りの医療機関へ受診してください。
