ビタミンB12と脳卒中後の回復における利点は?
ホモシステイン
ホモシステインは血中に存在するアミノ酸です。米国心臓協会によれば、ホモシステインが過剰になると心疾患、脳卒中、末梢血管疾患のリスクが高まることが示されています。
ビタミンB12
トロント大学神経学部が2009年に実施した研究では、葉酸2.5 mg、ビタミンB6 50 mg、ビタミンB12 1 mg の組み合わせによるビタミン療法が約5,000人の参加者において非致死性脳卒中のリスクを低減させたことが報告されました。しかし、同じ研究では、実際に脳卒中を起こした参加者に対しては、ビタミン療法が脳卒中の重症度や障害の軽減に効果がないことも示されました。
回復
英国老年医学会の後援でオックスフォード大学出版局が掲載した2006年の研究では、脳卒中後にビタミンB12の血中濃度を上げることは適切であると結論付けられましたが、B12の増加が回復、特にホモシステイン低下や認知症リスクの減少に直接寄与する決定的な証拠は得られていません。
ビタミンB12の供給源
ベジタリアン協会によれば、自然な形で強化されていないビタミンB12の唯一の供給源は卵、乳製品、肉類です。
注意点
同協会は、ビタミンB12は毒性が極めて低く、過剰摂取が危険とされることはほとんどないと指摘しています。
