TIA(一次性脳虚血発作)後の長期的な脳卒中リスク

TIA(一次性脳虚血発作)は「ミニストローク」とも呼ばれ、脳への血流が一時的に遮断されることで起こります。症状は数分から数時間で消失し、永久的な脳損傷は残りませんが、将来の脳卒中の重要な警告サインです。

定義

血流が一時的に途絶えることで、手足のしびれ、視覚障害、言語障害、バランス感覚の低下、激しい頭痛などの症状が現れます。血流遮断が5分未満で回復すれば、脳は元通りになります。

治療

症状が消えても決して放置せず、すぐに救急車(119)を呼ぶか医療機関を受診してください。医師がTIAか他の疾患(発作や失神など)かを判断し、必要に応じて治療を行います。

将来の脳卒中リスク

TIAを経験した人の約15%がその後脳卒中を起こすとされています。TIAは必ずしも全ての脳卒中の前兆ではありませんが、重要なリスク因子であるため、予防対策が求められます。

リスク低減(食事)

ビタミン、食物繊維、ミネラルが豊富な食事は心血管系を保護します。全粒穀物、低脂肪乳製品、野菜・果物を積極的に取り入れ、脂肪・塩分の多い食品は控えましょう。

リスク低減(生活習慣)

定期的な運動は体重管理と血管の柔軟性を高めます。週に5回、1回30分程度の有酸素運動を目指しましょう。また、喫煙は動脈硬化を促進し脳卒中リスクを大幅に上げるため、禁煙が必須です。

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