閉経後の女性に見られる甲状腺機能低下症の兆候と症状

甲状腺機能低下症(甲状腺が十分なホルモンを産生できない状態)は、閉経後の女性に多く見られます。甲状腺は首の前部にある腺で、代謝を調整するホルモンを分泌します。ホルモンが不足すると代謝が低下し、様々な身体的変化が現れます。適切な合成ホルモン療法を受ければ、ほとんどの患者は通常の生活を送ることができます。

主な症状

疲労感

最も一般的な症状は、常に疲れを感じることです。極度の倦怠感は、だるさ、集中力低下、うつ状態を引き起こすことがあります。また、全身の代謝が低下するため便秘になりやすくなります。

体重増加

代謝が低下すると、食事量が変わらなくても体重が増えることがあります。さらに血中コレステロール値が上昇しやすく、進行したケースでは甲状腺が肥大し、首や顔が腫れたように見えることがあります。

筋肉・関節の症状

全身の筋肉や関節に痛みやこりを感じることがあります。特に朝起きた直後に筋肉が硬く、動きが制限されることがあります。場合によっては、痛みよりも筋力低下や関節の腫れが目立つこともあります。

皮膚の変化

甲状腺ホルモン不足は皮膚にも現れます。肌が乾燥し、蒼白になることが多く、毛穴が拡大したり、皮膚が厚くなるケースもあります。

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