腸チフスにかかると体はどうなるか
サルモネラ・エンテリカ血清型チフィムリウムが口から体内に侵入し、腸内で増殖すると腸チフスが発症します。感染するとさまざまな症状が現れ、放置すると重篤化する恐れがあります。
腸チフスの主な症状
1. 高熱
体温は40℃(104°F)を超えることもあり、数日間徐々に上昇し、1週間ほど続くことがあります。
2. 頭痛
激しい頭痛がしばしばみられます。
3. 筋肉痛・全身倦怠感
筋肉の痛みや全身のだるさが伴い、日常生活が困難になることがあります。
4. 嘔吐・食欲不振
吐き気や嘔吐、食欲の低下が一般的です。
5. 下痢または便秘
多くの患者は下痢を呈しますが、便秘になるケースもあります。
6. 腹痛
腹部の痛みや圧痛が現れます。
7. 疲労・倦怠感
極度の疲労感と体力低下が続きます。
8. 脾腫
感染に伴い、左上腹部に位置する脾臓が腫大することがあります。
9. 発疹(ローズスポット)
腹部や胸部に小さなピンク色の斑点が現れ、数日で自然に消失します。
10. 脱水症状
激しい下痢や嘔吐により脱水が起こり、めまい、口渇、喉の渇きなどの症状が出ます。
11. 神経症状(重症例)
重症化すると意識障害、錯乱、昏睡などの神経症状が現れることがあります。
腸チフスが疑われる場合は速やかに医療機関を受診し、適切な抗菌薬による治療を受けることが重要です。早期診断と治療により合併症のリスクを大幅に低減できます。
