TSH(甲状腺刺激ホルモン)の正常範囲とは?
概要
甲状腺刺激ホルモン(TSH)の正常値は、年齢や身体の成長段階によって異なります。乳児や子どもは成人や思春期の人よりもTSH値が高くなる傾向があります。TSH値が異常であることは、現在または将来の甲状腺機能障害を示す可能性があります。
TSH測定の目的
TSH測定は、代謝やホルモン調節を司る甲状腺の全体的な機能を評価するために行われます。
異常なTSH値が示す状態
TSH値が高い場合は、甲状腺が十分に機能していない(甲状腺機能低下症)ことを示すことが多く、低い場合は甲状腺が過剰に働いている(甲状腺機能亢進症)ことを示すことがあります。
思春期以降の正常TSH範囲
思春期を迎えた成人・思春期の人の血清中TSH正常範囲は、0.5〜4.8 µU/mLです。
子どもの正常TSH範囲
思春期前の子どもの血清中TSH正常範囲は、0.6〜5.5 µU/mLです。
乳児の正常TSH範囲
満期産まれの乳児は、出生後4日目で1.3〜16 µU/mL、1〜11か月齢では0.9〜7.7 µU/mLが正常とされています。
この情報は一般的な指標であり、個々の検査結果は医師と相談してください。
