髄膜腫(メニンギオーマ)とは何か?

定義

髄膜は脳と脊髄を包む保護膜で、外側の硬膜、中層のくも膜、内側の軟膜の三層から構成されます。メニンギオーマ(髄膜腫)は、くも膜の細胞から発生し、硬膜に付着して増殖する腫瘍です。ほとんどは良性で成長は遅く、がん性のものは10%未満です。

診断

症状は腫瘍の位置や大きさによって異なります。MRIやCTで位置を特定し、腫瘍内に嚢胞や石灰化、血管が豊富にあるかどうかを評価します。腫瘍が脳や脊髄を圧迫すると、神経症状が現れます。

症状

主な症状は頭痛や痙攣で、腫瘍が脳を圧迫するために起こります。脊髄にできた場合は、腕や脚の筋力低下、感覚障害、突然のしびれが見られます。

罹患層

髄膜腫は子供にもまれに発生しますが、40〜60歳の成人に多く見られます。女性にやや多く、良性のものが大半です。

治療法

治療は腫瘍のサイズ、部位、患者の年齢や全身状態に応じて選択します。外科的切除が第一選択ですが、腫瘍が大きい・手術が困難な場合は放射線療法や薬物療法が検討されます。いずれの治療にもリスクと副作用があります。

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