潰瘍性大腸炎の主な症状とタイプ
潰瘍性大腸炎とは
潰瘍性大腸炎は大腸と直腸に炎症性潰瘍ができる慢性疾患です。原因は食事や遺伝、他の自己免疫疾患などが考えられますが、はっきりとは分かっていません。治療は抗炎症薬が中心で、重症例では炎症が広がった結腸部分を手術で切除することがあります。
最も典型的な症状は血便ですが、潰瘍の位置や範囲により症状は多様です。
潰瘍性直腸炎(Ulcerative Proctitis)
潰瘍が直腸に限局すると、出血や便秘が見られますが、トイレに行きたくなる感覚(排便欲求)が頻繁に起こります。
左側結腸炎(Left-sided Colitis)
結腸の左側に潰瘍がある場合、腹痛や血便が主症状です。急激な体重減少もよくみられます。
全結腸炎(Pancolitis)
結腸全体に炎症が広がると、血便に加えて激しい痙攣やインフルエンザ様症状(倦怠感、夜間の発汗など)が現れます。
重症潰瘍性大腸炎(Fulminant Colitis)
まれに起こる致死的な形態で、上記の症状に加えて脱水やショック状態に陥ります。結腸が毒性を帯び、命に関わることがあります。
その他の全身症状
潰瘍性大腸炎の患者は、目や皮膚、筋骨格系など他の部位にも症状が出ることがあります。
