小児の痛みを伴う排尿について
痛みを伴う排尿とは
国立衛生研究所(NIH)によると、子どもが排尿時に刺すような痛みや焼けるような感覚を覚えることを指します。
感染症
尿路感染症は、細菌が尿路に侵入し炎症を起こすことで、痛みを伴う排尿を引き起こします。
先天性・構造的異常
一部の痛みは先天的な構造異常が原因です。例えば、尿管膨出(尿管嚢胞)は尿管の膀胱側が狭くなり尿が通りにくくなります。また、尿管膀胱瘻(尿管膀胱結合部)が出生後も残っている場合、胎児期第20週までに消失すべきものが残っている状態です。
診断と留意点
米国泌尿器科学会(AUA)によれば、痛みを伴う排尿の原因となる構造異常は多くが小児期に発見され、適切に矯正されます。
治療法
尿路感染症は抗生物質で治療します。構造異常は外科手術で修正します。尿管膨出は嚢胞を除去し、尿管を膀胱に再接続する手術が行われます。尿管膀胱瘻は残存部を切除して矯正します。
