閉経期に起こる膀胱の圧迫と尿失禁の対策
閉経期の女性は、膀胱に異常な感覚を抱えることがあります。実際には膀胱が空でも満杯感や切迫感を感じ、尿意を抑えきれずに漏れが生じることがあります。これはホルモンバランスの変化が主な原因です。
エストロゲンと膀胱
- エストロゲンは膀胱粘膜や尿道の健康維持に関与しています。エストロゲンが減少すると組織が弱くなり、排尿障害や尿漏れが起こりやすくなります。また、排尿に関わる骨盤底筋も弱まります。
エストロゲン療法
- 処方薬の局所エストロゲン(クリーム、リング、パッチ)は、症状を緩和することがあります。低用量で使用され、安全性が比較的高いとされています。
ケーゲル運動
- 骨盤底筋を鍛えることで、尿を保持する力が向上し、漏れが減少します。尿流を途中で止める感覚で筋肉を確認し、医師の指導のもとで収縮と弛緩の回数・頻度を決めましょう。
膀胱刺激の軽減
- 喫煙は膀胱を刺激します。また、アルコールやカフェインの摂取を控えると、切迫感や頻尿が軽減されます。
医師との連携
- 医師は膀胱リトレーニング(トイレの間隔を徐々に延ばす)を指導したり、女性専用の薬剤やデバイスを提案したりします。適切な治療計画を一緒に立てましょう。
