塩素と細菌
ほとんどの尿路感染症は大腸に常在する大腸菌(E. coli)が原因です。プールに入ると、これらの細菌は水中で付着しやすくなります。塩素は細菌を殺しますが、完全に除去するまでに数日かかることがあります。その間に細菌が尿道に侵入し、感染が成立します。
UTIにかかりやすい人
誰でも尿路感染症にかかる可能性がありますが、女性は尿道が短いため男性よりリスクが高いです。前立腺肥大や腎結石など、尿路が狭くなる疾患を持つ人も感染しやすくなります。
症状
頻尿、排尿時の痛みや灼熱感、尿が濁る・血が混じる・臭いが強いといった症状が現れます。重症例では吐き気、嘔吐、発熱、背部痛を伴うことがあります。
治療法
尿路感染症は抗生物質で治療します。症状が出たら速やかに医療機関を受診し、適切な薬を処方してもらいましょう。
予防策
多くの公共プールでは入水前のシャワーを求める掲示があります。入水前後にしっかりシャワーを浴びることで細菌の拡散を防げます。十分な水分補給と頻繁な排尿は尿路を洗い流し、感染リスクを低減します。クランベリーに含まれる成分は膀胱の細胞壁への細菌付着を抑えることが分かっており、クランベリージュースやサプリメントを日常的に摂取するのも有効です。
