泌尿器系の役割と構造
目的
泌尿器系は体内の老廃物、特にタンパク質代謝で生じる尿素を血液から取り除き、尿として排出する役割を担います。尿は血液中の尿素と水分、その他の老廃物が混ざってでき、膀胱に貯められた後に排尿されます。
腎臓
腎臓は背中側、肋骨の下に位置する拳大の臓器です。内部には多数の毛細血管と尿細管(ネフロン)があり、血液から尿素を濾過し、尿と水を混合した液体を尿管へと送り出します。尿は尿管を通って膀胱へ運ばれます。
膀胱
膀胱は骨盤内にある柔軟な筋肉で、尿を一時的に貯蔵します。健康な膀胱は約500ml(約2カップ)までの尿を5時間程度保持でき、内部の神経が膨張を感知して排尿のサインを脳に送ります。
括約筋/尿道
尿道は膀胱から体外へとつながる管で、女性は外陰部に、男性は陰茎に位置します。尿道の入口には外部括約筋と内部括約筋があり、排尿時に脳からの指令で筋が緩み、膀胱が収縮して尿が体外へ排出されます。
主な疾患
泌尿器系に影響を与える疾患は多岐にわたります。尿路感染症は抗生物質で治療可能です。腎臓結石は激しい痛みを伴いますが生命に危険は少なく、腎臓病は機能低下を招きます。また、失禁は様々な原因で起こり得る症状です。
