腰痛と尿路感染症(UTI)の関係と対策
定義
尿路感染症(UTI)は、腎臓・膀胱・尿管・尿道のいずれかに細菌が侵入し増殖する状態を指します。多くは尿道と膀胱に限られますが、感染が尿管や腎臓まで広がると、背部の激しい痛み、発熱、寒気、嘔吐などの全身症状を引き起こすことがあります。
原因
- 女性は尿道が短く、肛門付近の細菌が入りやすいため、男性よりUTIにかかりやすいです。
- 尿を長時間溜める、膀胱を完全に排出できないことも感染リスクを高めます。
- 水分摂取が不足し、酸性の飲料(オレンジジュースやコーヒー)を多く飲むと、尿路の炎症を助長します。
- 性行為により細菌が尿道へ侵入することがあります。
背部痛
感染が腎臓まで及ぶと、腰部や背中の側面に鈍い痛みが生じます。痛みは片側だけでなく両側に出ることもあり、程度は個人差があります。背部痛と他のUTI症状が同時に現れた場合は、速やかな医療受診が必要です。
その他の症状
- 排尿時の灼熱感や痛み
- 頻尿・切迫感が強く、少量しか出ない
- 血尿や濁った尿
- 発熱、寒気、悪心・嘔吐、腹部痛などの全身症状
治療法
UTIの治療は比較的シンプルです。医師が処方する抗生物質(ドキシサイクリン、アモキシシリン、キノロン系薬剤など)を服用すれば多くの場合完治します。治癒を早めるために、以下を心がけましょう。
- 十分な水分を摂取し、尿を頻繁に排出する
- 辛い食べ物、酸性のジュース、アルコール、コーヒー、炭酸飲料は控える
- 症状が改善するまでトイレに行く回数を増やす
