レバキン(レボフロキサシン)と膀胱感染症の治療と注意点
膀胱感染症は尿路炎の一種で、腸や性器周辺の皮膚に存在する大腸菌(Escherichia coli)が尿道口から膀胱に侵入して起こります。症状は排尿時の痛み、発熱、寒気、吐き気、下痢、倦怠感などです。レバキンは膀胱感染症の治療に用いられる代表的な抗菌薬です。
概要
レバキンは処方箋が必要な強力で速効性の抗生物質です。膀胱内の細菌を殺菌し、通常は1日1回の投与で効果が期待できます。
副作用
主な副作用として、日光過敏症、腹部の痙攣、不眠、金属味などがあります。女性では薬剤使用後に膣炎を訴えるケースも報告されています。
治療上の留意点
症状は1〜2回の投与で改善することが多いですが、細菌を完全に除去するために処方された全期間を服用することが重要です。
警告
2008年7月、米食品医薬品局(FDA)はレバキンを含むフルオロキノロン系抗生物質に、腱炎・腱断裂のリスクがあることから箱入り警告(Boxed Warning)を義務付けました。
手術時の使用
長時間の手術で尿道カテーテルを使用する患者は膀胱感染症のリスクが高まります。入院中は静脈内投与が行われ、退院時に経口薬へ切り替えられます。
