前立腺肥大(BPH)の治療法とは?

前立腺肥大(良性前立腺過形成、BPH)は、加齢に伴い男性に多く見られる疾患です。頻尿や排尿困難といった症状が出た場合、症状の程度や患者さんの状態に応じてさまざまな治療法が選択されます。

治療の種類

前立腺肥大の治療には、主に以下の2つがあります。

  • 薬物療法:前立腺を縮小させるα遮断薬や5α還元酵素阻害薬など。
  • 手術療法:従来の切除手術やレーザー手術など、前立腺組織を直接除去または蒸散させる方法。

治療のタイミング

症状がなく診断された場合、症状が出るまで経過観察を選ぶ男性もいます。その際は泌尿器科医が定期的に検査を行い、治療開始の適切な時期を判断します。

治療の特徴

手術(従来手術・レーザー手術)は症状を速やかに改善し、効果が長期間持続します。一方、薬物療法は服薬中のみ症状が緩和され、服薬を中止すれば再発する可能性があり、副作用も報告されています。

重要性

ジョンズ・ホプキンス大学のJames Buchanan Brady泌尿器研究所によると、80歳までに男性の約30%がBPHの重症症状を示し、治療が必要になるとされています。

新しい治療の可能性

近年注目されている治療法として、前立腺組織を加熱して破壊する熱療法(例:TUNA、TUMT、レーザー蒸散術)があります。これらは侵襲が少なく、回復が早い点が特徴です。

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