膀胱・腎臓感染のサインと症状

膀胱と腎臓は尿路系の一部で、尿の生成と排出に関わります。腎臓は血液から老廃物をろ過して尿を作り、膀胱は尿を貯めて排泄まで保持します。細菌が膀胱や腎臓に侵入すると尿路感染症(UTI)になります。膀胱感染は比較的多く、腎臓感染はまれですが、膀胱感染が放置されると腎臓へ広がり、腎臓に永久的な損傷を与えることがあります。

症状

  • 膀胱感染の症状:頻尿、排尿時の痛みや灼熱感、濁った尿や強い臭い、軽い発熱など。
  • 腎臓感染の症状:上記に加えて、体温が38.9℃(102°F)以上の高熱が2日以上続く、寒気、倦怠感、側腹部(背中の脇)の痛み。

原因

  • 膀胱・腎臓感染の原因菌は腸内に常在する。
  • 女性は男性より膀胱感染しやすく、十分な水分を取らない、糖尿病、妊娠などの状態もリスクとなります。
  • 腎臓結石や前立腺肥大があると尿路感染のリスクが高まります。

診断

  • 医師は尿検査(尿分析)で尿路感染症を診断します。

治療

  • 抗生物質が主な治療薬です。排尿時の痛みを和らげる薬が処方されることもあります。
  • 軽度の膀胱感染は自然に治ることもありますが、抗生物質開始後1〜2日で症状が改善し、腎臓感染は完治まで1週間程度かかります。

予防・対策

  • 1日あたり約2リットル(2クォート)の水分摂取で尿路を清潔に保ちます。
  • 尿意を我慢せずに適宜排尿し、トイレ後は前から後ろへ拭く、入浴は浴槽よりシャワーを推奨します。
  • 性交後に排尿すること(米国国立衛生研究所推奨)。
  • クランベリージュースの摂取も膀胱感染予防に有効です。

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