尿路感染症(UTI)に対してできる対策は?
尿路感染症(UTI)は、膀胱や尿道などの尿路に起こる感染症です。主に腸内の糞便が尿路に侵入することで発症し、頻尿や排尿時の痛みなどの症状が現れます。放置すると腎臓まで感染が広がる恐れがあります。自宅療法で症状を和らげることもできますが、根本的な治療には医師の処方する抗生物質が推奨されます。
自宅療法
1日あたり少なくとも8杯(約2リットル)の水や他の飲料を摂取し、尿路を洗い流すことで感染予防・改善が期待できます。
クランベリージュースは尿路の細菌付着を抑える効果があり、特に有効です。
アルコールやコーヒーなど、尿路を刺激する飲料は控えましょう。
膀胱上部に温湿布やホットパックを当てると、痛みや不快感が軽減します。
抗生物質治療
UTIの原因菌を根本的に除去するには、抗生物質の服用が最も効果的です。軽度でも症状が改善しない場合は、早めに医師の診察を受け、適切な抗生物質(例:アモキシシリン、シプロフロキサシン、レボフロキサシン)を処方してもらいましょう。通常、服用開始数日で頻尿や不快感は軽減し、治療コース終了までに完全に回復します。
重症例の対応
治療が遅れ感染が腎臓まで広がると、入院が必要になることがあります。その場合、医師は抗生物質を点滴で投与し、速やかに感染を抑制します。
予防策
女性は尿道が短く、感染リスクが高いため、日常的な清潔保持が重要です。入浴やデリケートゾーンの洗浄を丁寧に行い、性行為後はトイレへ行って尿を排出し、細菌を洗い流しましょう。
コンドームの使用や性行為後の十分な洗浄も感染予防に有効です。
こまめな水分補給で尿量を増やし、尿路を清潔に保ちましょう。
