子どもの胃腸炎における食事と水分管理
脱水症状の予防
嘔吐や下痢で多くの水分が失われるため、十分に飲ませることが重要です。母乳やミルクで育てている場合は、授乳間隔を短くし、1回の量を減らすとよいでしょう。嘔吐や下痢が続く間は、経口補水液(ORS)を与えてください。年長の子どもには、少量ずつ頻回に飲ませます。
脱水症状の対処
嘔吐や下痢で大量に水分が失われていると感じたら、年齢に関係なく経口補水液を与えてください。飲まない場合は、市販のORSを凍らせたアイスや、味付けしたORSを試すとよいでしょう。リンゴジュース、炭酸飲料、スープは下痢を悪化させる可能性があるため与えないでください。以下の症状が見られたら、すぐに医師に連絡してください。
- 8〜12時間以上尿が出ない
- 泣いても涙が出ない
- 口が乾いている
- 目がくぼんでいる
- 異常な眠気やイライラ
食事の変更点
嘔吐や下痢が軽度であれば、特別な食事制限は必要ありません。通常通りに食事を与え、胃に負担をかけない以下のような食材を選びましょう。
- パン、ジャガイモ、シリアル
- バナナ、リンゴのすりおろし
- 野菜、ヨーグルト
「BRATダイエット」(バナナ、米、リンゴのすりおろし、トーストだけ)だけに偏らないようにし、失われた栄養素を補うために他の健康的な食品も併せて与えてください。
