腕・肩用スリングの作り方
腕や肩の骨折や脱臼は、どこでも起こり得ます。救急車を呼べない山中やキャンプ場では、簡易スリングで固定することが重要です。
必要なもの
- 正方形の布(約1メートル四方)
- スカーフ
- ベルト
布で作るスリング
開放創がある場合は、まず止血や消毒を行い、創を包帯で覆ってからスリングを作ります。
布を40インチ(約1メートル)四方に広げ、対角線で折りたたんで三角形にします。底辺は約28インチ、側面は約20インチになります。
肘を90度に曲げ、腕を体に添えるように固定します。
三角形の長い辺の反対側(上部)の点に肘がくるように、布を腕の下に置きます。
布の左右の端をそれぞれ首の左側、右側に回します。
首の後ろで二つの端を平結び(スクエアノット)で結び、腕が立ったときに90度を保てるだけの余裕を残します。
さらに布を胸元に巻き、腕と胴体を固定します。結び目は腕側と反対側に作ります。
スカーフやベルトで作るスリング
肘を90度に曲げ、腕を体に沿わせます。
スカーフまたはベルトを腕の手首付近でループさせ、腕の下に回します。
左右の端を首の後ろで交差させ、左側・右側それぞれに持っていきます。
端を平結びで結ぶ(ベルトの場合はバックルで留める)と、腕が90度の角度を保てるように余裕を調整します。
