爆発が人体にもたらす影響
圧力
爆発による急激な圧力変化は、鼓膜や肺、腸などの空洞器官を破裂させることがあります。上昇する圧力波とそれに続く急激な減圧が、内部の空気を過度に圧迫・膨張させるためです。
衝撃
爆発のエネルギーで破片や建物の残骸が高速で飛散し、人体に直撃します。また、人体自体が投げ出されて壁や木などに衝突することもあります。その結果、切創から多発骨折、致命的な外傷まで幅広い損傷が生じます。
火傷
爆発はしばしば火災を伴い、燃焼した破片や化学反応で生じた高温ガスが皮膚を焼きます。核爆発の場合、放射線による外部・内部のやけども発生します。火傷は極めて痛みが強く、組織破壊が大きい代表的な傷害です。
吸入障害
爆発や火災で発生する有毒ガスは肺を刺激し、吸入すると肺組織を焼くと同時に血流に取り込まれ全身に害を及ぼします。核爆発では放射性粒子の吸入も深刻な問題となります。
