床ずれ(褥瘡)の治療と予防
環境・姿勢管理
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床ずれの第一の対策は、患者の体位を頻繁に変えることです。車椅子利用者は15分ごとに、ベッドに寝ている方は2時間ごとに体位を変えるようにします。これにより圧迫が緩和され、褥瘡の発生を防げます。
また、体圧を分散する専用のマットレスやクッションの使用が推奨されます。エアマットレスや流体化エアベッドは圧力を軽減し、床ずれ予防に効果的です。車椅子用クッションは、フォーム、ウォータークッション、エアークッションなどが適しています。
創部の清潔保持も重要です。初期の軽度の床ずれは石鹸と水で洗浄し、潰瘍化した場合は生理食塩水で洗浄してからドレッシングを交換します。傷口が開いている場合は、浴槽やホットタブの使用は避け、可能であればマッサージで血行を促進します。創部は湿潤状態を保ちつつ、周囲の皮膚は乾燥させるようにします。
食事・栄養
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適切な栄養は創傷治癒に欠かせません。ビタミンCや亜鉛はコラーゲン合成と免疫機能を高め、創面の回復を促進します。サプリメントで補うことも可能です。また、十分なカロリーとタンパク質を含むバランスの取れた食事は、皮膚の健康維持と褥瘡の予防に繋がります。
予防策
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寝ている際は、骨盤や臀部に直接圧がかからないようにします。側臥位で30度程度の角度を保ち、仰向けの場合は足を枕で支えて膝の裏や足首に圧が集中しないようにします。枕はふくらはぎの中部から足首までの長さで配置し、膝の後ろに置かないようにしてください。ベッドの頭部を上げる場合は、30度以下の傾斜に抑えることで体が滑り落ちるリスクを低減できます。
