幼児の頭部外傷

原因

  • ボールに当たる、壁にぶつかるといった強い衝撃や、ベッドや遊具、走りながらの転倒などが主な原因です。激しい揺さぶりでも頭部外傷が起こります。

症状

  • 頭痛、めまい、混乱、バランス感覚の低下、吐き気・嘔吐、イライラ、長時間の泣き止まない、目が交差する・転がるなどの異常な眼球運動、意識消失、鼻・口・耳からの透明または血液の液体漏出が見られます。その他、皮膚の青白さや青紫色、呼吸・睡眠パターンの変化、体のけいれんなども症状に含まれます。

応急処置

  • 腫れがある場合は、氷嚢を20分程度当てて冷やします。出血がある場合は清潔な布で圧迫止血を行いましょう。頭痛が強いときは、子どもの体重に合わせた用量のタイレノール(アセトアミノフェン)を投与し、症状の経過を注意深く観察します。

医療機関を受診すべき時

  • 呼吸が不規則になる、痙攣や意識消失が見られる場合はすぐに医師へ連絡してください。数秒でも意識が切れることは、脳内血栓の可能性があります。また、嘔吐が3回以上、集中力が低下、バランスが取れず頻繁に転倒する、混乱が進行する、1時間以上泣き止まない、激しい頭痛が続く場合も受診が必要です。目が交差・転がる、瞳孔のサイズが違う、二重視・ぼやけた視界、物にぶつかるなどの症状も緊急性があります。

予防策

  • 子どもの行動を常に見守り、特に身体を使う遊びの際は注意が必要です。濡れた硬い床面での走り回りは避け、砂やゴムマット、ウッドチップなどクッション性のある遊具で遊ばせましょう。家庭内ではテーブルの角や家具の鋭利な部分にクッション材や保護カバーを取り付け、転倒時の衝撃を軽減します。

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