痔核(痔)の治療法ガイド

痔核(痔)は、直腸下部を取り巻く血管が腫れたり炎症を起こした状態です。軽い不快感から激しい痛みまで様々な症状が現れます。症状緩和や根本治療のために、短期的・長期的に有効な治療法がいくつかあります。

即効性の対処法

  • 温かいぬるま湯に1回10分程度、1日数回浸かる坐浴を行うと血流が改善し、痛みが和らぎます。

  • 市販の痔用軟膏やクリームを使用し、ラベルの指示に従って患部に塗布します。

  • 食物繊維を多く摂り、アルコールの摂取を控えることで便通を整え、痔核への負担を減らします。

外科的・非外科的治療法

ゴムバンド結紮(ゴムバンドリガーション)

医師が痔核の根元に細いゴムバンドを巻き付け、血流を遮断します。1週間ほどで痔核は縮小し、自然に剥がれ落ち、瘢痕が残ります。

硬化療法(スケロセラピー)

静脈瘤治療で用いられる硬化剤(塩化ナトリウム溶液など)を痔核に注射し、血管壁を腫らせて血栓を形成させます。その結果、痔核は硬化して瘢痕化します。

赤外線凝固療法(IRCoagulation)

赤外線光を痔核上部に照射し、血管を凝固させて収縮させます。手技は短時間で完了し、ほとんど痛みを伴わないため、最も一般的に使用される治療法です。

痔核切除術(ヘモロイドectomy)

重度の痔核や他の治療が効果を示さない場合に行われます。外科的に痔核を切除し、血管の瘤を取り除きます。回復期間は長く、術後の管理が必要です。

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