自宅で作る応急処置用スプリントの作り方
スプリントの用途
スプリントは、重度の外傷を受けた部位を医療機関に搬送できるまで固定するための応急処置です。骨折やひどい打撲が疑われる場合、激しい痛みや変形、変色が見られます。このような時は、専門医の診察が必要です。腕の怪我の場合は、腕に負担がかからないようにスリングと併用することがあります。救急車や病院に15分以内に到着できる場合はスプリントは不要ですが、すぐに医療支援が受けられない状況ではスプリントが有効です。
スプリントの作り方
まず、骨や関節をしっかり固定できる硬いものを用意します。腕や脚の太い骨には、頑丈な棒、木の枝、新聞紙を丸めたもの、小さな野球バットなどが適しています。怪我した部位をタオルで包み、衝撃から保護した上で、用意した支えを骨の近くの関節に当て、固定します。このとき、血流が遮断されないように注意してください。
スリングを作る場合は、タオルの対角線を結び、結び目を怪我した側と反対の肩に当て、スプリントした腕をタオルに乗せます。固定が完了したら、すぐに医療機関へ搬送してください。
指や手足の小さな骨の場合は、アイスキャンディの棒、鉛筆、薄い本などが利用できます。米国国立医学図書館によると、損傷部位の上下関節も含めて固定することが重要です。できるだけ、怪我した状態を変えずに固定し、無理に整復しようとしないでください。病院外での整復は、さらなる損傷を招く恐れがあります。
