歯の抜歯に使われる器具
人生のある時点で、破損したり健康でなくなった歯を抜く必要が生じることがあります。歯科医は「単純抜歯」と「外傷を最小限に抑える抜歯(外科的抜歯)」の2つの方法を選択します。単純抜歯は歯を緩めて引き抜く方法で、外科的抜歯は歯を細かく砕き、破片を歯茎から取り除く方法です。
局所麻酔
抜歯部位を麻酔で感覚を鈍くします。一般的にリドカイン、プリロカイン、ブピバカイン、メピバカインが使用され、歯茎に直接注射します。
抜歯鉗子(エクストラクション・フォーセプス)
単純抜歯で使用される器具です。可視部分をしっかり掴み、歯を緩める作業を行います。
骨膜エレベーター(ペリオステアル・エレベーター)
抜歯鉗子と併用し、歯根部を掘り起こすことで歯を顎骨からゆるめ、鉗子で引き抜きやすくします。
骨切り器(オステオトーム)
複雑な抜歯に用いられます。歯が完全に萌出していない、または歯茎下で折れた場合など、鉗子だけでは掴めないときに、ドリル状の先端で歯の破片を砕き、抜歯を容易にします。
ペリオストーム
細いフック形状の器具で、歯根膜や骨片を分離・除去します。特に難しい抜歯で骨組織を掘り出す際に使用されます。
