歯周病に対する義歯の役割と選び方

歯周病の原因

健康状態の悪化、口腔衛生の不備、特定の薬剤の使用は歯茎の健康に悪影響を与え、歯周病のリスクを高めます。妊娠中のホルモン変動も歯茎のトラブルを引き起こすことがあります。初期段階で治療しないと、歯周組織が破壊され歯が緩み、最終的に抜け落ちます。

義歯とは

義歯は、歯周病などで失った歯を補う人工の補綴装置です。歯は食事の噛み砕きだけでなく、発音や顔の形状維持にも重要な役割を果たします。義歯を装着することで、咀嚼機能の回復や顔面筋肉へのサポートが得られ、見た目のバランスも改善されます。

義歯の種類

主に「総義歯」と「部分義歯」の2種類があります。総義歯は全ての歯を失った場合や、残存歯が重度に劣化して抜歯が必要な場合に適用されます。部分義歯は残っている健康な歯がある場合に、欠損部分だけを補う形で作製されます。

総義歯の選択肢

総義歯には「従来型」と「即時装着型」の2つがあります。従来型は抜歯後の創部が治癒してから型取りし、完成まで8〜12週間かかります。一方、即時装着型は抜歯前に作製しておき、治癒直後に装着します。ただし、治癒過程で歯肉が収縮するため、装着後に調整が必要になることがあります。

部分義歯(ブリッジ)の特徴

部分義歯は「ブリッジ」とも呼ばれ、固定式と取り外し可能式があります。固定式はクラウンに接続して永久的に装着します。取り外し可能式はプラスチックベースで歯茎を模し、金属フレームで保持します。

装着後の調整期間と口腔ケア

取り外し可能な義歯は装着直後に調整期間があり、医師の指示で24時間装着して適合を確認します。調整が完了したら、夜間は義歯を外して歯茎を休ませ、舌や唾液による自然な洗浄を促します。総義歯や取り外し可能な部分義歯は定期的に取り外して清掃することが重要です。

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