子供のための舌の掃除

歯磨きやフロスだけでは、子どもの口内に残る有害な細菌を完全に除去できません。舌の掃除は口腔衛生に不可欠で、適切な方法と毎日の習慣で、細菌の除去、口臭の緩和、虫歯や歯周病の予防が期待できます。

目的

舌の掃除は、食べかすや細菌を取り除き、口臭を防ぐことが目的です。1日1〜2回、歯磨きやフロスと併せて行うことで、単独の歯磨き・フロスよりも効果的です。舌掃除は乳児期から大人になるまで、口腔ケアの一部として取り入れましょう。

舌スクレーパーの使い方

舌スクレーパーは何世紀も前から使われている口腔ケア用品です。金属製やプラスチック製のものがあり、子ども用と大人用があります。スクレーパーは舌の幅をカバーできるサイズを選び、できるだけ奥まで入れた後、前方へ軽く引くようにして白いコーティングを除去します。使用後は毎回水で洗い流し、舌がきれいになるまで繰り返します。舌掃除が終わったら、通常通りフロスと歯磨きを行いましょう。

1歳未満の赤ちゃん

生後1年までは、ミルクや離乳食が舌に付着しやすく、口臭や白いプラークができやすいです。指先を水で湿らせ、舌と歯茎を優しく拭くことで清潔に保ちます。就寝前や昼寝前に行うと効果的です。清潔な湿った布や、6か月以降は柔らかい指先ブラシでも代用できます。歯磨き粉は飲み込んでしまう恐れがあるため使用せず、水だけで行いましょう。

1〜5歳

幼児は自分で口腔ケアを行うことが難しいため、保護者がサポートします。この年齢では舌スクレーパーは使用しませんが、柔らかい指先ブラシで舌と歯を優しくブラッシングするのが推奨されます。2歳以降は少量の歯磨き粉を使用できますが、飲み込まないように注意を促しましょう。舌はデリケートなので、強くこすらずに優しく清掃し、吐き気を起こさないように配慮してください。必ず歯磨きの前に舌を掃除します。

5〜10歳

この年代は、口腔ケアに対するリマインダーと監督が必要です。子ども用の舌スクレーパーを導入し、朝晩の歯磨き前に使用させます。正しい使い方は、メーカーの説明書や歯科医の指導に従い、子どもが自分で安全に扱えるように教えましょう。歯ブラシでも舌掃除は可能ですが、電動ブラシは舌に使用しないでください。子ども用の小さめの歯ブラシを選び、口に入りやすく操作しやすいものを使用します。

10〜18歳

思春期以降は自主的に口腔衛生を行うようになりますが、継続的なリマインダーとサポートは重要です。1日2回の舌掃除を習慣化し、歯磨き・フロスと併せて実施します。一部の歯科医は歯ブラシでの舌掃除を推奨しますが、舌スクレーパーを使用する方法も一般的です。自分に合った方法を選び、定期的に歯科医院でチェックしてもらいましょう。

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