歯科の補助スタッフとは何ですか?
多くの歯科医は従来のやり方で、印象採取や仮クラウン・ブリッジの作成、診療後の清掃・滅菌まで自ら行います。しかし、すべての歯科医がそうではなく、専門性を持つ補助スタッフを雇用している診療所も増えています。これらのスタッフは「歯科補助者」と呼ばれ、歯科衛生士、無資格の歯科助手、資格取得済みの歯科助手、滅菌アシスタントなどが含まれます。
歯科助手(無資格)
無資格の歯科助手は、歯科医師の診療中に器具のセットアップや患者の清掃補助、簡易的なレントゲン撮影、明らかな病変をカルテに記録するなどの業務を行います。診療の補助は必要ですが、ライセンスがないためにできる範囲は限定され、給与も最も低めです。
資格取得済みの歯科助手(登録・認定)
州によっては、ライセンスを取得した歯科助手が歯科医師の代わりにさまざまな処置を行うことが認められています。例えばカリフォルニア州の登録歯科助手(RDA)は、仮クラウンのシーメント除去、ピット&フィッシャーシーラントの適用、子供の歯の研磨、仮のクラウン・ブリッジ作成、歯痛時の一時的な薬剤充填などが可能です。資格取得済みの助手は歯科医の右腕として重要な役割を果たし、給与も高めです。
歯科衛生士
歯科衛生士は州の免許が必要で、歯科補助者の中でも独立した専門職と位置付けられます。カリフォルニア州の登録歯科衛生士(RDH)は、歯のクリーニング、歯周病の評価、根面平滑術(ルートプランニング)などの深いクリーニング、レントゲン撮影、麻酔の提供、シーラントの適用、口腔衛生指導などを行います。多くの場合、独立した契約者として働き、勤務日や案件を自ら選択します。給与は歯科医師に次いで最も高いことが一般的です。
滅菌アシスタント
診療所によっては、器具の滅菌専任スタッフを配置しています。滅菌アシスタントは、歯科助手や衛生士から受け取った汚染トレーをすぐに処理し、使い捨て用品は廃棄、金属器具は超音波洗浄機で汚れを除去します。その後、熱水で洗浄しタオルに広げて乾燥させ、使用目的別(例:アマルガム充填セット、抜歯セット)に袋詰めしてオートクレーブで滅菌します。
