子どものための小児歯科ガイド

定義

米国小児歯科学会(AAPD)は、小児歯科医を「子どもの治療を専門とする歯科医」と定義しています。子どもが安心できる診療環境を整え、恐怖心を和らげ、できるだけ痛みなく治療できるように配慮します。対象は乳児期から思春期までです。

研修

小児歯科医は、一般歯科医と同様に4年の歯学教育を受けた後、さらに3〜4年の専門研修を行います。この研修では、小児特有の診療理論と実技を学び、身体的・精神的に障害を持つ子どもへの対応も習得します。

メリット

一般歯科でも子どもの診療は可能ですが、小児歯科医を受診することで得られるメリットがあります。予防歯科に重点を置き、正しい口腔習慣を身につけさせることで、将来の大きな治療を防ぎます。また、子どもと信頼関係を築き、歯科恐怖症を防ぐことができ、成人になっても定期的に受診しやすくなります。

主な診療内容

小児歯科の受診は、1歳頃から始めるのが目安です。初診で将来の問題を早期に発見し、乳歯が生えるタイミングでフッ素塗布やシーラントを行います。虫歯治療や、7歳頃の矯正の可能性評価、正しい歯磨き・フロスの指導、必要に応じたマウスウォッシュの導入などを行います。

診療所の探し方

AAPDのウェブサイトでは米国内の小児歯科医データベースが公開されています。インターネットや電話帳、かかりつけ歯科医・保険会社、子どもを持つ友人からの紹介でも探すことができます。子どもと保護者の双方が安心できる歯科医を見つけるまで、数か所受診してみることも大切です。

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