歯冠の種類と特徴
歯冠(デンタルクラウン)は、虫歯や損傷、変形した歯を覆い、保護・補強するための被せ物です。審美的な効果もありますが、主な目的は歯の機能回復です。
概要
歯がひび割れ、深刻な虫歯、変形、変色している場合に「かぶせる」ことで、形と強度を取り戻します。
寿命
適切な口腔衛生や食生活を守れば、5〜15年持続します。パッケージを開く際に歯を使う、氷を噛む、爪を噛むといった習慣は寿命を縮めます。
金属クラウン
金属製クラウンは、特に奥歯の修復に適しています。金が最も一般的で、ニッケル・クロム・パラジウムも使用されます。割れにくく耐久性が高く、他のクラウンに比べて削る量が少なく済み、咬合時の負担も軽減されます。
セラミック(ポーセリン)クラウン
自然歯に近い光沢と透明感を持ち、前歯の審美的修復に好まれます。光を反射し自然な見た目を実現しますが、金属クラウンよりは欠けやすいです。
全樹脂クラウン
コストが抑えられる一方、耐久性は低く、割れやすく摩耗しやすい点がデメリットです。
金属・セラミック複合クラウン(PFM)
金属とセラミックを組み合わせたもので、金が主に使用されます。前歯・奥歯どちらにも適用できますが、セラミック部分は金属部分よりも欠けやすいです。
