中等度歯周病

検出

歯茎が赤く腫れ、ブラッシングやフロス時に出血することがあります。噛んだ時の感覚が変わったり、歯の位置がずれていると感じることもあります。

定期的な歯科受診は口腔健康を守る上で重要です。レントゲン撮影や虫歯治療に加え、歯科医は口腔がんや歯周病のスクリーニングも行います。歯茎を観察し、歯と歯茎の間の「ポケット」の深さを測定して、歯周病の有無とステージを判断します。

ステージ

健康な歯茎はピンク色で歯に密着し、ポケットの深さは3mm以下です。歯周病は4段階に分かれます。

歯肉炎(初期)

歯茎が触れると痛みを感じ、ブラッシング時に出血することがあります。口の中に不快な味や口臭があり、うがい薬で改善しないこともあります。放置すると中等度・重度の歯周炎へ進行します。

初期歯周炎

歯茎が歯から離れ始め、口腔内の数か所でポケットが3〜4mmになることがあります。

中等度歯周炎

歯茎の後退がさらに進み、ポケットが4〜6mmに拡大します。骨や歯根膜が破壊され始め、歯の動揺や悪臭、口の中の不快な味が続きます。

重度歯周炎

歯を支える繊維と骨がほぼ失われ、歯が動揺し、根が露出して感度が高くなります。歯の位置が大きく変わり、抜歯が必要になることがあります。

中等度歯周病の特徴

プラークが歯根部まで広がり、骨や繊維を侵食します。歯茎が後退し、歯が長く見えるほか、感度が高くなります。ポケットの深さは4〜6mmです。

痛みを伴う膿瘍や膿胞ができることがあり、前歯が徐々にずれて重なり合うこともあります。放置すると重度へ進行し、抜歯や外科手術が必要になります。

治療法

歯科専門医(歯周病専門医)によるプロフェッショナルクリーニングが必須です。スケーリングで歯石やプラークを歯茎下から除去します。

近年は抗生物質の局所投与により感染を抑える治療が加わっています。

自宅でのケア

3か月ごとの定期メンテナンスが推奨され、炎症の再発防止に役立ちます。自宅ケアとしては、感度低減歯磨き粉、抗菌マウスウォッシュ、電動歯ブラシ(例:Rota‑dent)を用いて1日2回のブラッシングを行い、歯茎ライン下や歯間の清掃を徹底します。

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