歯周病の対策と正しい口腔ケア方法
歯周病の種類と原因
歯周病は大きく分けて「歯肉炎」と「歯周炎」の2種類があります。歯肉炎は歯の周囲の歯茎が炎症を起こし、時に出血します。歯周炎は歯の表面に付着したプラークが細菌に変化し、歯槽骨まで炎症が広がる重症形態で、最悪の場合は歯を失うことがあります。
歯周病が判明したら取るべき基本ケア
歯科医で歯周病と診断されたら、出血や感染を防ぎつつ歯茎を丁寧にケアすることが重要です。以下のステップを参考に、毎日の口腔ケアを見直しましょう。
ステップ1:食後のフロスでプラーク除去
食事のたびにデンタルフロスで食べかすとプラークをしっかり除去します。フロス不足は歯周病の主な原因となるため、習慣化が大切です。抗菌作用のあるフッ素入りマウスウォッシュ(例:ACT)を併用するとさらに効果的です。
ステップ2:やさしく歯茎をブラッシング
柔らかめの歯ブラシで歯茎全体を軽くブラッシングし、出血を最小限に抑えます。知覚過敏用の歯磨き粉と、歯石除去を助ける酵素系洗浄剤を使用すると効果的です。歯と歯茎の境目も忘れずに磨きましょう。
ステップ3:栄養バランスの取れた食事
ビタミンCやカルシウムを豊富に含む食品を積極的に摂取し、ポテトチップスなど硬い食感のものは控えます。低脂肪ヨーグルトは歯茎への刺激が少なく、歯のエナメル質強化にも役立ちます。食後は必ず歯と歯茎をきれいにしてください。
ステップ4:歯科医によるスケーリングとルートプレーニング
歯科医・歯科衛生士による深層洗浄(スケーリング)と根面平滑化(ルートプレーニング)で、歯周ポケット内のプラークや歯石を徹底的に除去します。
ステップ5:歯周ポケット減少手術と薬物療法
歯周ポケットが深くなっている場合は、歯科医がポケット減少手術を行い、清掃後に抗菌薬や抗炎症薬を局所投与します。術後は指示された薬を定期的に使用し、再感染を防ぎます。
