S1上のL5に起こるグレード1前滑り(前方すべり)とは?
概要
「L5のS1上におけるグレード1前滑り(anterolisthesis)」は、第五腰椎(L5)が第一仙椎(S1)に対して前方にずれる状態を指します。
主な症状
- 腰部の痛み
- 臀部や脚への放散痛
- 脚のしびれやチクチク感
- 脚力の低下
- 歩行困難
症状の程度はすべりの度合いにより異なり、軽度の場合は軽い不快感にとどまりますが、重度になると激しい痛みや日常生活の障害を引き起こすことがあります。
治療法(保存的)
グレード1前滑りの初期治療は、主に保存的アプローチが推奨されます。
- 安静
- 氷冷療法
- 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
- 理学療法(ストレッチ・筋力トレーニング)
- ブレース装着
保存療法で症状が改善しない場合や、神経症状が進行した場合は、手術によってすべりを矯正し、症状を軽減することがあります。
