魚油と汚染リスク:安全なサプリメントの選び方
ほとんどの汚染物質は除去されている
医薬品グレードの魚油は、重金属やポリ塩化ビフェニル(PCB)などの有害物質がほとんど含まれません。製造過程で分子蒸留による高度な精製が行われ、ほとんどの不純物が除去されます。市場に出回るすべてのサプリメントは、一定の濾過基準を満たす必要があります。一方、スーパーマーケットで販売される一般的な商業用魚油は基準が低く、汚染物質が残る可能性があります。
分析証明書(COA)を確認する
毒性のない製品かどうかを確認するには、メーカーのウェブサイトで「分析証明書(Certificate of Analysis, COA)」が掲載されているかチェックしましょう。COA が公開されていないブランドは、PCB などの有害物質検査を行っていない可能性があるため、避けた方が無難です。
PCB の影響
高濃度の PCB に長期間曝露されたサルは免疫系の障害や神経発達の遅れが確認されています。人間でも同様の症状が報告されており、極めて高い濃度では齧歯類に肝臓腫瘍を誘発することが知られています。
魚油で汚染の影響を逆転できる可能性
逆説的に、医薬品グレードの魚油は汚染による心血管障害を改善する可能性があります。米国呼吸器・臨床医学ジャーナルに掲載された研究では、80代の高齢者が魚油を毎日摂取した結果、心拍数の低下が抑制されたことが報告されています。
安全な魚油サプリメントを選ぶ際は、医薬品グレードであること、COA が公開されていること、信頼できる第三者機関の検査を受けていることを確認しましょう。
