基本情報
マグネシウム酸化物は商品名「Mag‑Ox」や「Uro‑Mag」などで販売されています。心焼けの緩和や下剤として利用され、症状や製品に応じて1日1回から4回、錠剤で摂取します。
重要性
マグネシウムが不足すると筋力低下、倦怠感、食欲不振などの身体症状が現れます。さらに、精神面でも変化が起こりやすく、不安やイライラ、集中力低下といった症状が報告されています。
治療への応用
メイヨークリニックのメアリー・ガレンベルグ医師は、月経前不快気分障害(PMDD)などの治療にマグネシウムを推奨しています。PMDDは不安や抑うつが主症状で、月経周期に伴う身体的変化が精神症状を悪化させます。
有効性
マグネシウムサプリには酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、炭酸マグネシウムなどがありますが、米国国立衛生研究所(NIH)の栄養補助食品事務局によると、酸化マグネシウムはバイオアベイラビリティ(体内への吸収率)が最も低いとされています。コーティングや製剤形態が吸収率に影響します。
副作用
マグネシウムサプリと不安との関連が報告されています。NIHは情緒・精神状態の変化を副作用として挙げ、クリーブランドクリニックでもMag‑Ox使用者に不安が出るケースがあるとしていますが、頻度は低いです。
代替手段
食事からマグネシウムを摂取するのが最も推奨されます。ほうれん草やブロッコリーなどの緑色野菜、全粒穀物、豆類、ナッツ類が豊富です。サプリが必要な場合は、バイオアベイラビリティが高い硫酸マグネシウムや炭酸マグネシウムを選ぶとよいでしょう。
