エアボーン(Airborne)とは何か?
歴史
エアボーンは、元小学校教師のビクトリア・ナイト=マクドウェルが1997年に開発したサプリです。2004年までに年商9,000万ドルに成長したと『ニューヨーク・タイムズ』が報じています。
主な成分
ビタミンA・C・E、マンガン、セレン、亜鉛、リボフラビン、必須アミノ酸に加え、エキナセア、ジンジャー、イサティス、チャイニーズ・ヴィテックス、フォーシス、ツツジ、シゾネプタなどのハーブブレンドが配合されています。
主な使用目的
公式サイトでは「免疫力が必要なときに」摂取するよう推奨しています。睡眠不足やストレスで免疫が低下したとき、旅行や人混みへ行く前に使用することが勧められています。
服用方法とフレーバー
1粒を4〜6オンス(約120〜180ml)の水に溶かして飲みます。3〜4時間ごとに、1日3回までが目安です。レモンライム、ピンクグレープフルーツ、ベリーミックス、オレンジの4種類があります。
安全性に関する注意
ビタミンAの過剰摂取は視力障害や吐き気、頭痛を引き起こす可能性があります。米国医学研究所は上限を10,000 IUと定めていますが、以前は1粒に5,000 IUが含まれており、3粒摂取すると上限を超える恐れがありました。現在は1粒2,000 IUに減量されていますが、他のサプリと併用する際は注意が必要です。
規制の位置づけ
エアボーンは食品医薬品局(FDA)の承認が不要な「栄養補助食品」として販売されています。1994年のDSHEAに基づき、メーカーは安全性と効果の根拠を保持しなければなりませんが、これらの証拠を公開する義務はありません。
訴訟の経緯
2008年、連邦取引委員会(FTC)は「風邪の予防・治療に効果がある」とした虚偽広告でエアボーン社に訴訟を起こしました。同年、同様の虚偽広告で集団訴訟が提起され、同社は2,330万ドルの和解金を支払うことで解決しました。
