ヒマシ油の種類と用途
ヒマシ油は、ヒマシの種子(実際は種)から抽出される植物油です。味はほとんどなく、時にわずかな不快な後味があります。色は透明から黄色までさまざまです。
医療用ヒマシ油
ヒマシの種子を初回圧搾すると得られる油は、下剤や浣腸剤として古くから利用されてきましたが、現在はより安全な代替薬が推奨されます。リシノール酸が抗炎症作用を持つため、皮膚トラブルのケアにも用いられます。また、一部の医薬品の原料としても使用されています。さらに、髪の成長を促す目的で推奨する団体もあります。
食品用ヒマシ油
食品添加物として風味付けや防腐剤に利用されます。特にチョコレート製造においては乳化剤として広く使われています。
工業用ヒマシ油
接着剤、潤滑剤、インクなど多くの工業分野で使用されています。実際に有名な潤滑油ブランド「キャストロール」の名前は、ヒマシ油に由来しています。
原料としてのヒマシ油
ヒマシ油は、セバシン酸、リチウムグリース、ナイロンなどの化学原料の製造にも利用されます。
