ブロメラインとは? 効果と活用方法

定義

ブロメラインは、パイナップル(学名:Ananas comosus)の茎や果実から抽出される植物性酵素です。主にタンパク質を分解するプロテアーゼ酵素で、プロテオリシス(タンパク質分解)を促進します。抽出物にはブロメライン以外にも過酸化酵素、酸性ホスファターゼ、プロテアーゼ阻害剤、カルシウムなどが含まれます。

主な効果

ブロメラインはタンパク質分解に加えて、抗炎症作用があり、関節炎や腫れ、やけどの治療に利用されています。消化促進効果が最も広く知られており、肉のたんぱく質を柔らかくする肉用たたきにも使用されます。現在、がんやHIV(エイズ)治療への応用も研究されています。

料理での利用

パイナップルの果実やジュースにも微量のブロメラインが含まれますが、商業的に使用されるのは主に茎から抽出したものです。粉末状のブロメラインは肉たたきの主要成分として、結合組織やタンパク質を分解し、肉を柔らかくします。

サプリメントとしての利用

ブロメラインはカプセルや錠剤として市販され、消化不良、ガス、膨満感、過敏性腸症候群(IBS)などの症状緩和に役立ちます。また、外用クリームとしてやけどや創傷の治療にも研究が進められています。

使用上の注意

ブロメラインに対するアレルギー反応(呼吸困難や皮膚症状)が報告されています。薬剤との相互作用や、吐き気・嘔吐といった副作用もあるため、消化器系の持病がある方は使用前に医師に相談してください。

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