ビタミンD3(コレカルシフェロール)の概要と役割
ビタミンD3(コレカルシフェロール)は、ステロイドホルモンの一種で、人体のさまざまな生理機能に関与しています。食事から摂取されたビタミンD3は肝臓で代謝され、さらに腎臓で活性型に変換されます。
供給源
- 魚介類、卵黄、チーズなどの食品に少量含まれます。
- 皮膚が紫外線(UVB)にさらされると、体内で不活性型が生成されます。
主な機能
- カルシウム、リン、マグネシウムの吸収を調整し、骨と歯の健康を維持します。
- 細胞分化、免疫機能、インスリン分泌にも関与しています。
欠乏症
- 子供のくる病や成人の骨軟化症(オステオマルシア)を引き起こし、筋肉痛や骨痛が生じます。
- 日光不足、肝腎機能障害、ビタミンD受容体の遺伝的欠損などが原因となります。
過剰症(中毒)
- 過剰なサプリメント摂取が主な原因です。
- 吐き気、倦怠感、便秘、血中カルシウム濃度上昇による心機能障害や精神状態の変化が見られます。
推奨摂取量と上限
- 1日の安全上限は2000 IU(約50μg)とされています。
- 一般的な牛乳1杯(約200 ml)には約400 IUが添加されています。
