アンドロステンジオンの定義とリスク

アンドロステンジオンは副腎で自然に産生されるステロイド前駆体で、体内でテストステロンや他のアンドロゲンに変換されます。サプリメントとして「アンドロ」と呼ばれ販売され、筋力増強を目的に使用されましたが、重篤な副作用が多数報告され、米国食品医薬品局(FDA)は販売を禁止しています。

識別

医師向け情報書(Physicians Desk Reference)によれば、アンドロステンジオンはアスリートがアナボリックステロイドの代替として使用していたとされています。体内でテストステロンの生成を促すため、筋肉量やパフォーマンスの向上が期待されました。

機能

テストステロンなどのアナボリックステロイドは直接筋肉を増やしますが、前駆体であるアンドロステンジオン自体は筋肉を増やしません。体内でテストステロンに変換されるため、FDAはこれを「アンドロゲン性ステロイド前駆体」と分類しています。

副作用

アンドロステンジオンの副作用には、胸部の痛みや発疹、呼吸困難といったアレルギー反応、頭痛、気分変動、にきび、皮膚の過敏、男性の乳房肥大や睾丸縮小、脱毛、体毛・顔毛の増加、攻撃的な行動などがあります。長期使用は成長障害や肝機能障害を引き起こす恐れがあります。

警告

FDAは、アンドロステンジオンを含む製品が消費者に深刻な健康リスクをもたらす可能性があると判断し、販売を中止しなければ法的措置を取ると警告しています。

考慮点

FDAは1994年の『栄養補助食品健康教育法(DSHEA)』に基づき、アンドロステンジオンを含むサプリの販売規制権を有するとしています。1994年10月15日以前に米国で販売されていなかった成分については、必要な届出が行われていないため、合法的に市場に出すことはできません。

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