Butea superba(ブテア・スーペルバ)とは何か?
Butea superba(ブテア・スーペルバ)は、マメ科(Papilionoideae)に属するつる性の開花植物で、主にインド東部とタイのカンチャナブリー・チェンマイ県の落葉林に自生します。黄色〜赤色の花を多数つけ、花や根、茎の一部はタイのハーブ製剤に利用されます。
機能
- タイの伝統医学では、地下の塊根や茎の一部を抽出し、男性の勃起不全改善を目的としたサプリメントとして使用されます。俗に「ハーブ版バイアグラ」と呼ばれています。
可能性
- 2006年の『Fitoterapia』誌に掲載されたAranya Manosroiらの研究では、根の主要成分であるブテニン(butenin)をラットに360 mg投与すると心血管系の機能不全で死亡することが報告されています。
効果
- タイ当局は安全性確保のため、1日100 mg以下の摂取を推奨しています。Manosroiの8週間試験では、最高用量群で精子数が16 %増加し、精巣重量の有意な増加が認められ、男性性ホルモンの分泌促進が示唆されました。
種類・規制
- 米国FDAの規制対象外であるため、製品の純度や配合はメーカーにより大きく異なります。タイでは輸出が増加しており、2004年の市場は前年比28 %成長し、主な輸出先は米国です。
注意点
- ハーブの微生物除去としての照射は議論があり、研究では黄色ブドウ球菌、サルモネラ、大腸菌群、真菌などの汚染が指摘されています。米国のサプリは照射義務がなく、汚染された製品は食中毒リスクを伴います。
