カトゥアバ樹皮とは?

特徴

カトゥアバ樹はオレンジや黄色の花をつける小型の樹木で、食べられない楕円形の実をつけます。属はエリトロキシラム属で、コカインの原料となる種も含みますが、カトゥアバ樹自体には活性アルカロイドは含まれていません。ブラジルで流通しているカトゥアバは、先に述べた小型種と、マホガニー科に属する大型種の2種類が主に使用されています。

媚薬効果

トゥピ族の先住民がカトゥアバを媚薬として発見し、何世代にもわたり性欲を高める効能が伝えられています。男性・女性ともに性欲を刺激しますが、特に男性の勃起力向上に用いられることが多いです。

成分

カトゥアバ樹皮にはアルカロイド、タンニン、樹脂、芳香油、フラコノイドなどが含まれます。日本の研究者は、強力な抗ウイルス・抗菌作用を持つ化合物が存在することを報告しています。1992年の研究では、カトゥアバ抽出物が大腸菌やブドウ球菌感染からマウスを保護し、HIVの増殖を大幅に抑制する効果が示されました。

用途

先住民はカトゥアバ樹皮を媚薬だけでなく、鎮痛、記憶力向上、不安緩和、疲労回復など多様な健康効果を期待して使用してきました。

形態

かつては樹皮を水で煎じてお茶にして飲むのが一般的でしたが、現在は500〜1000 mgのカプセル、チンキ、粉末として市販されています。副作用や薬物相互作用は報告されておらず、主な副作用とされるのは性欲の増加や官能的な夢です。

意義

カトゥアバは中枢神経刺激剤としてエネルギーを高める総合トニックと考えられ、一般的な活力増強に用いられています。しかし、これらの効果を裏付ける科学的根拠はまだ十分に確認されていません。

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